先日、ふと街角でこのようなポスターを見かけました。
令和4年・夏の企画展「津軽刀工伝」のポスター(外部リンクのPDFファイルです)
昨年も同様の企画展があったのに機会を逃してしまい心残りだっただけに、早速今回
夏の企画展「津軽刀工伝」を見に行きました!
高岡の森弘前藩歴史館は津軽信政公を奉る高照神社にあり、宝物殿の宝物を展示する施設です。
高照神社の境内に位置してますので、駐車場には鳥居をくぐらせていただきます。
高岡の森弘前藩歴史館
歴史館は杉林の中に忽然と現れます。
目当ての企画展の案内も併せて表示されていました。
こちらは常設展です。
撮影はしませんでしたが立派な甲冑も鎮座してました。
目当ての企画展「津軽刀工伝」です!
日本刀素人の私にもわかりやすい解説が。
「切羽詰まる」「鎬を削る」など多くの日本語の語源になってる刀。
参考になります。
とにかく紹介しきれないほどたくさんの素晴らしい刀があります。
一部の刀は撮影禁止となっております。
また赤羽刀と呼ばれる、第二次大戦の接収後返却された刀があるということを初めてしりました。
こちらは秀吉公から拝領された太刀。重要文化財だそうです。
個人的にはこちらの短刀が一番の好みでした。
素人ですので全くの的外れと存じますが、どこが気に入ったかと言うと、道具としてみたときに
- 短刀で取り回しやすそう
- 刃線が反ってて刃が当たる箇所が分かりやすそう
- 刃肩?鎬?に良く意匠として見られる溝が無くダイレクト感が高そう
- 地元産の鉄
鎬の溝は武器としての用途だと軽量化・スタビライザー的な役割を果たすものなのかもと妄想してますが、間違ってたら御免なさい。
弊方日本刀については門外漢ですが、最近まで車体メーカーではポート研磨に伊予砥を使っていたそうです。
弊社にも今は使うことはほぼなくなりましたが昔使ってた砥石があります。
日本の自動車産業は現在も技術力で評価を得られていますが、それは一朝一夕のものではなく、鉄鉱石がなくとも砂鉄からたたら製鉄法を編み出した古からの製鋼技術、日本でのみ産出される天然砥石による研磨法などの素地がもたらしたものと推察してます。
日本刀の文化は今の私たちにも近い世界と思ってますので、これからも関心を持ち続けていきます。
高照神社
このような宝物が収蔵されていた高照神社本殿を訪ねました。
脇の楓がきれいです。
山門から本殿を臨みます。
脇の宝物殿。
ここに先ほど見たたくさんの宝物が収蔵されてたんですね。
本殿。
お参りしてきました。
本殿脇から廟に向かう、ヒーリング効果高そうな道です。
馬場跡があります。
コロナ前は流鏑馬も行われていたそうです。
当店からのルート
私は途中高速道路も併用して以下のルートをとりましたが
津軽平野には多くの風光明媚な一般道があります。
スマホアプリに任せて道中のドライブ自体を楽しんでいただくこともお奨めします。